県外の学生がかんきつ収穫などのアルバイトをしながら、農業や田舎暮らしについて学ぶ「えひめ版農業ワーキングホリデー」の体験イベントが17日、愛媛県八幡浜市などで始まった。東京や京都の大学生17人が1泊2日で収穫体験や選果場の視察を行う。
県内への移住促進や担い手確保を目指して2017年1~3月に実施する事業の「キックオフ会」と位置付け、県が催した。参加学生には、口コミや会員制交流サイト(SNS)での情報発信を担ってもらう。
八幡浜市合田の水本覚さん(54)の園地では、南柑20号の収穫を体験。学生は、香りや色を確かめながら食べ比べ「おいしい」とにっこり。